“ぴあちぇーれ”からのおすすめ絵本

絵本や育児図書の貸し出しを行い、読み聞かせの楽しさを伝えます。
なにしてる なにしてる
著者:多田 ヒロシ
出版社:こぐま社
後ろ姿のぶうちゃんとぴょんちゃん、なにしてる?予想しながらページをめくると、ユーモアいっぱいの絵がそれに答えてくれます。予想外の展開に驚いたり笑ったり、想像する楽しさがたっぷり味わえる絵本。
ごきげんななめの てんとうむし
著者:エリック・カール 作     もり ひさし 訳
出版社:偕成社
虫の居所の悪いてんとうむしは、象や鯨にまでけんかをふっかけます。ページを相手に合わせて大きくしたり、カール独特の工夫が。
おまかせ コックさん
著者:竹下 文子 文     鈴木 まもる 絵
出版社:金の星社
ぼくたち元気なコックさん。おいしいものなら、おまかせ!トマト、レタス、ソーセージ、ゆでたまごなど、大きなパンにいろいろはさんで、世界一のサンドイッチのできあがり。見て作って食べて、幸せいっぱいの絵本。リズミカルな文章とダイナミックな絵で、親子で楽しめます。読み聞かせにも最適!
ありの あわわ
著者:つちはし としこ
出版社:福音館書店
お風呂場のシャワーのホースをすべり、大ジャンプの後、体じゅう石けんの泡だらけになって、くるくるダンスやスピードスケート、楽しいな。勢い余って、タイルの壁にドシーン、あわわ……。裏表紙のような姿となりました。でも、めげないで笑って手を振っています。既刊の『ありのあちち』(0.1.2.えほん)では台所で火傷をしましたが、子どもたちの人気者で、続刊が待たれていました。ユーモラスな絵なので、安心して楽しく見られます。(「こどものとも0.1.2.」91号)
いもむし ごーろごろ
著者:こばやし えみこ 文     番留 きょう子 絵
出版社:福音館書店
「いもむしごーろごろ ひょうたんぽっくりこ」と、イモムシが転がっていくと、「ぼくもいれて」とカエルがぴょーんとやってきます。イモムシとカエルが転がっていくと、今度はモグラやウサギが出てきて、ぼくもいれて」。わらべうたの心地よいリズムにのせて、ページをめくると、思わず一緒に身体を動かしたくなることでしょう。シンプルな木版の美しい絵本です。(「こどものとも0.1.2.」162号)
おふねがぎっちらこ
著者:柚木 沙弥郎
出版社:福音館書店
今、大人の方も、幼い頃にお父さんやお母さん、大好きな大人の膝の上にのせてもらって、「おふねが ぎっちらこ」と遊んでもらった幸せな記憶があるのではないでしょうか? そんな楽しいわらべ歌をもとにしたこの絵本。うさぎにさる、くまの親子が「ぎっちらこ」と遊んでいます。この絵本を読めば、子どもと一緒に「ぎっちらこ」と体を揺らしたくなってくることでしょう。(「こどものとも0.1.2.」170号)
おっととっと
著者:柿木原 政広
出版社:福音館書店
四角い積み木の上に、丸い積み木。ページをめくると、積み木がバランスを崩して「おっととっと」と転がったり落っこちたりします。積み木をいろいろな形に組み合わせてみたら顔や人の形に見えてきた……そんな遊びの中からこの作品は生まれました。お囃子のようなリズミカルな言葉の繰り返しが楽しい絵本です。『ぽんちんぱん』の作者による最新作。
パンどろぼう
著者:作 柴田ケイコ
出版社:KADOKAWA
まちのパンやから サササッととびだす ひとつのかげ。 パンがパンをかついで にげていきます。 「おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめる おおどろぼうさ」 パンに包まれた、その正体とは――!? お茶目で憎めないパンどろぼうが、今日も事件をまきおこす!
くまたくんちのじどうしゃ
著者:さく わたなべしげお  え おおともやすお
出版社:あかね書房
くまたくんの家でワゴンをかったときのお話。一家そろっての自動車えらびのようすを、ほのぼのと描きます。
おふろだいすき
著者:作 松岡享子  絵 林明子
出版社:福音館
おふろで繰り広げられる、楽しいファンタジー。子どもの空想をそのまま抜き出したようなお話です。 次々におふろから現れる動物たちはみな個性的で人間味があ。り、名脇役を演じています。林明子さんの柔らかな絵のタッチがおふろにぴったりです。 どんどん広がるお話ですが、あたたかいおかあさんのタオルが終着点。温かい気持ちで読み終えることができます。 おふろが待ち遠しくなるお話です。