食事のしつけの仕方はどうしたらいいですか?
朝・昼・夕食・2回のおやつの時間。食事時間はいつも同じにしましょう。遊び始めて10分以上たったら片付け、次回まで与えません。特に食事の前2時間は、おやつを控え、なるべく空腹にさせてください。食事中は、こぼしたり、食べるのが遅いことを叱ったりせず、自分でたべようとする気持ちを尊重してあげましょう。また、テーブルの上におしぼりを置き、よごれたら自分で手や顔を拭かせましょう。食後は、湯ざましや番茶をのませ、虫歯予防をしてください。2歳過ぎたらぶくぶくうがいも練習しましょう。もちろん、「いただきます」と「ごちそうさま」は忘れずに。
夜泣きがひどいのですがどうしたらいいですか?
夜泣きは心身ともに成長することによって自然と解消していくものです。抱いても何をしても泣き止まないので、お父さんもお母さんもくたびれてしまいますが、成長の過程のひとつとしてつきあってあげてください。しかし、就寝時間には十分の配慮が必要です。就寝時間が遅かったり、一定していないと、子どもは安眠できず、夜泣きにつながることがあります。就寝時間が遅いようなら、生活リズムを再検討してください。
子どもがおもちゃを片付けないので困っています。どうしたらいいですか?
まずは、片付けの習慣をつけることが大切です。お父さんやお母さんは、子どもを励ますことから始めましょう。一緒になって片づけをすることも、子どもをその気にさせます。一方的に押し付けようとすると、親子ともども不機嫌になってしまいます。片付けることは、部屋をきれいにするだけではなく、次に使うときに使いやすいようにするための整理の意味もあることを少しずつ教えていきましょう。
こどもの指しゃぶりがなおりません。どうしたらいいですか?
指しゃぶりは赤ちゃんにとって感触を楽しむ大切な活動です。指しゃぶりは歯並びと関係するそうなので、できるだけ早くやめさせたいものですが、無理に矯正することは避けましょう。事あるごとに注意したり叱ったりすると、子どもの心理状態が不安定になってしまいます。手の活動が活発になり関心が広がると、自然にやらなくなっていくものなので、ゆとりを持って対処してください。
子どもの好き嫌いが激しく、偏食が心配です。
ピーマンだけ、牛乳だけというように一つだけ嫌いという場合はあまり気にしなくていいですが、一つの食品群がすべて嫌いな場合は工夫が必要です。カレー味やコンソメ味など、子どもの好きな味付けで調理をしたり、刻んでやわらかく煮込むなど口当たりをよくしてみましょう。たとえ今日食べなくても、また別の日に食卓へというように、無理じいをしないことが大切です。栄養素があるからと無理に食べさせると、不快な体験が残ってしまいます。肉のかわりに豆腐や卵、牛乳のかわりにチーズやヨーグルトというように、代替え食品も上手に利用するとよいでしょう。
育児でストレスがたまり、子育てを楽しめません。どうしたらいいですか?
家に閉じこもっての子育てをできるだけ避け、公園や育児サークルなどにも足を運んでみましょう。お父さんもおかあさんも一人の人間として、ほかの生きがいや楽しみを探すことも大切です。親であることが全てではなく、妻であり、夫であり、社会人であり、その中の一つがお父さんやお母さんという役だというぐらいに考えてみてはどうでしょう。周りの人にも気軽に応援を頼めるような環境を日ごろから作っておくこともゆとりをもった子育てには必要です。7割できれば上出来とし、時には自分にごほうびをあげましょう。
寒くなってきましたが、赤ちゃんの部屋の温度が気になります。
赤ちゃんは、体温の調節がまだまだ未熟です。部屋の中が、寒すぎたり、暑すぎたりしていませんか?一般的に室温は20℃前後、湿度は、50~60%位が目安です。暖房器具を使う冬場は、空気が乾燥しやすくなります。加湿器なども利用して、湿度の調整も忘れずに。部屋の定期的な換気も大切です。衣類や掛け布団などでも調整しましょう。
絵本はいつごろから与えたらよいですか?
→絵本を与えるのに、早すぎることはありません。赤ちゃんも絵本を楽しみます。まず、絵本の絵をみせてあげましょう。抱っこでも枕元でもよいのです。次に、自由に絵本にさわらせてあげてください。さあ、絵を見て語り合いましょう。大人の思うように進まないこともありますが、子どもの楽しみ方を大切にしてあげましょう。 絵本の楽しみ方は年齢などによってもかわってきます。絵本は心の栄養です。親子で一緒に楽しみましょう。 ※ こちらも参考に ブックスタート事業 親子のふれあいを絵本で