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- ほめ方&叱り方のコツを教えてください。
- 【ほめ方のポイント】本人が頑張ったり、我慢できるようになったなど、新しい変化に注目してください。「上手にできたね」「頑張ったね」とその場で声に出してほめてあげることが大切です。また、「ごはんができるまでおとなしく待ってくれたら、一緒にご本を読もうね。」というように、子どもが好きなことや喜ぶことをしてあげましょう。
【叱り方のポイント】ここで叱っていいのか悪いのか迷うことがありますが、良いことと悪いことの区別は教えることが大切です。感情にまかせて叱る前に、「子どもはどんな風に感じるだろうか」「子どもはどう受け止めるだろうか」叱られる子どもの立場にもなって考えましょう。子どもの心や体を傷つけるような叱り方は効果がないばかりか、児童虐待につながる可能性もあります。一つ叱ったら三つほめるぐらいのバランスを心がけましょう。
- トイレットトレーニングのポイントを教えてください。
- 子どもの生理機能の発達にそって行うことが大切です。おもらしを厳しくしかるとかえって何度もトイレに行くようになるので、タイミングをみて「おしっこは?」と聞いてみましょう。排便の後始末は難しいので、一度拭かせてさらに親がやってあげましょう。子どもが便意を伝えたら、面倒くさがらずに一緒に行ってあげましょう。
排泄の自立の目安としては、尿意を予告するのが1歳6ヶ月~2歳ごろ、便意を予告するのが2歳6ヶ月~3歳ごろ、自分で排尿・排便ができるようになるのが3歳6ヶ月~4歳、自分で排泄の後始末ができるようになるのが4歳~5歳です。ただし、あくまで目安ですのであせらずに。おむつは「はずす」ものではなく「はずれる」ものなのですから。
- こどもの指しゃぶりがなおりません。どうしたらいいですか?
- 指しゃぶりは赤ちゃんにとって感触を楽しむ大切な活動です。指しゃぶりは歯並びと関係するそうなので、できるだけ早くやめさせたいものですが、無理に矯正することは避けましょう。事あるごとに注意したり叱ったりすると、子どもの心理状態が不安定になってしまいます。手の活動が活発になり関心が広がると、自然にやらなくなっていくものなので、ゆとりを持って対処してください。
- 育児でストレスがたまり、子育てを楽しめません。どうしたらいいですか?
- 家に閉じこもっての子育てをできるだけ避け、公園や育児サークルなどにも足を運んでみましょう。お父さんもおかあさんも一人の人間として、ほかの生きがいや楽しみを探すことも大切です。親であることが全てではなく、妻であり、夫であり、社会人であり、その中の一つがお父さんやお母さんという役だというぐらいに考えてみてはどうでしょう。周りの人にも気軽に応援を頼めるような環境を日ごろから作っておくこともゆとりをもった子育てには必要です。7割できれば上出来とし、時には自分にごほうびをあげましょう。
- 絵本はいつごろから与えたらよいですか?
- →絵本を与えるのに、早すぎることはありません。赤ちゃんも絵本を楽しみます。まず、絵本の絵をみせてあげましょう。抱っこでも枕元でもよいのです。次に、自由に絵本にさわらせてあげてください。さあ、絵を見て語り合いましょう。大人の思うように進まないこともありますが、子どもの楽しみ方を大切にしてあげましょう。
絵本の楽しみ方は年齢などによってもかわってきます。絵本は心の栄養です。親子で一緒に楽しみましょう。
※ こちらも参考に
ブックスタート事業
親子のふれあいを絵本で